にんにく研究ブログ@食べるラー油

今日のにんにく研究!

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【asahi.comより引用】



食べるラー油で遊休農地活用 ニンニク栽培し商品開発



小海町農業委員会は遊休農地の拡大をくい止めたいと、食べるラー油「らー油にんにく」(200グラム、840円)を開発し、町農産物加工直売所などで発売した。食べるラー油がなぜ遊休農地の予防につながるのか? 説明はさておき「まず食べて欲しい」と事務局の町農政係。
 「えっ、うまい」。直売所で味見していた主婦がさっそく買い求めていた。自慢は「国産の生ニンニク(小海産)」をふんだんに使っているところ。1瓶にみじん切りにしたものが3玉分入っている。
 原料のニンニクは、高齢者にも手軽に作れる省力作物になるのではないかと、休耕田5アールで昨年から試験的に栽培した。10月に種ニンニクを植え、翌7月の収穫まで手がほとんどかからない。50キロの種ニンニクから今年、130キロのニンニクがとれた。
 「収量は悪かったが、手間いらずでお年寄りにも奨励できる」と町農業委事務局の井上晴正・町農政係長。収穫したニンニクを現金化するため、食べるラー油ブームにあやかって、この商品を開発した。
 高原野菜で知られる同町だが、農家の高齢化と後継者不足から、2008年度で約900ヘクタールの農地のうち約96ヘクタールが放置されているという。また農業従事者の半数以上が65歳以上という現状の中で、レタスやキャベツで1箱10キロ、白菜で同15キロという重量野菜を運ぶのは、年とともに負担になる。このため町農業委では「70歳過ぎても農業が続けられる作物を探していた」(井上係長)。
 食べるラー油が完売できれば、10アール当たり54万円の売り上げ。「米以上のうまみがある」と皮算用している。

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