県産豚肉など使い こだわり『夢ギョーザ』

静岡市葵区足久保口組の精肉店「餃子(ぎょうざ)よしみ」が販売する、その名も「夢ギョーザ」が人気を集めている。店の周囲は、のどかな田園風景が広がり、繁華街から車で約30分かかる立地。それでも、県産豚肉と国産野菜を使ったこだわりの味にひかれ、地元はもちろん沼津市などからの遠来客も絶えない。
店主の吉見太一さん(63)が、今の場所に店を構えたのは5年前。「田舎でゆっくり商売ができれば」と、繁華街近くにあった店を移転した。移転後、「食べたら夢見心地になるように」と命名した夢ギョーザは、肉、野菜ともに大きめ。はっきりとした食感が特徴だ。
使っている豚肉は、妻の恵子さん(59)と牧場に通って選んだ富士宮市の朝霧高原産「LYB豚」(ルイビトン)。放牧豚のためストレスが少なく、ギョーザの味で重要になる肉の脂身がおいしいという。またキャベツやニラなどの野菜も国産にこだわり、新鮮な香りと味を生かすため、にんにくは毎朝1個ずつ皮をむいてすりつぶしている。
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