南砺産の熟成黒にんにく販売へ なんと農協が販路拡大






なんと農協は、管内産のニンニクを原材料とした加工食品「熟成黒にんにく」の販売に 乗り出す。これまでは岐阜県内の業者に原材料として卸すだけだったが、南砺産の商品と してラベルも一新して販路拡大を図る。
 「熟成黒にんにく」はニンニクを約1カ月間熟成させて作る健康食品。岐阜県山県市の 食品加工会社「成和」が生産している。南砺市内で唯一取り扱っている農産物直売所「ヨ ッテカーレ城端」でも人気商品となっている。
 なんと農協は県の「1億円産地づくり支援事業」を活用して2010年からニンニクの 産地化に取り組んでおり、昨年は約3トンを収穫。ほとんどを岐阜県内の市場を通して「 成和」に卸している。販路が拡大すれば、ニンニクの産地化にも弾みがつく。
 新ラベルには、「なんと産」の文字を入れ、新たにマスコットを登場させるなど工夫を 凝らした。ヨッテカーレ以外の市内直売所や道の駅、スーパーなどに販路を広げる。

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