にんにく入りスタミナチョコ:栄養補給、残業のお供に 茶葉でにおい抑制 富士のメーカーが発売 /静岡

業務用の加工にんにくを製造・販売する斎藤食品工業(富士市五貫島、斎藤泰章社長)は20日、「にんにく屋が作ったスタミナチョコ」を発売した。富士市産業支援センター(小出宗昭センター長)のサポートによるもので、茶葉に含まれるカテキンの作用で、にんにく臭を抑えることに成功した。同社は「アスリートの栄養補給や残業のお供にいかが」とPRしている。
 「スタミナチョコ」は、自社技術で臭いを抑えた「エチケットガーリック」にカカオマスなどを合わせ、沼津市の製菓会社の協力で食べやすいクランチチョコにした。1枚(長さ約5センチ)あたり「ギョーザ1人前」分のにんにくを使用した。
 開発者の同社企画販売部次長、望月祐介さん(46)は「にんにくの風味を残しつつ、臭いを飛ばした。『こんな栄養食を食べたい』と自分が思うものを作った」と語る。
 オープン価格で1袋(5枚入り)約250円。同社直営のスイーツ店「パティスリー・デ・ボア」(富士市上横割)のほか、同市内のスポーツクラブなどで販売を予定している。【野島康祐】

0 件のコメント:

コメントを投稿